詐欺被害を未然に防いだとして、福岡県警西署は1日、西日本シティ銀行野方支店(福岡市西区壱岐団地)の行員、平山裕子さん(48)に感謝状を贈った。
投資話で100万円を振り込もうとした70代の男性を約2時間かけて思いとどまらせたといい、平山さんは「お客様の資産を守ることができてよかった」と話した。
【写真】ありがとう!感謝状が贈られた人たち 芸能人や犬も
西署や平山さんによると、1月4日午前9時半ごろ、同店の現金自動受払機(ATM)で100万円を振り込もうとする男性がいたため、
窓口の担当者が目的を尋ねたところ「(仮想通貨の)ビットコインを買うため振り込みたい」と話した。
行員から報告を受けた平山さんは、振込先の口座が個人名義だったため不審に思い「やめませんか」と促したものの、
男性は「どうしても振り込む」「だまされてもいい」とかたくなだったという。
平山さんはやむを得ず警察に通報。駆けつけた警察官と約2時間にわたり説得を続け、ようやく思いとどまった男性は「もう振り込まんけん」と話したという。
男性はSNS(ネット交流サービス)で知り合った外国人を名乗る人物に投資話を持ちかけられていた。
平山さんは「高額の振り込みや出金には常に気をつけているので、男性の詐欺被害を止められて本当によかった」と話し、
佐伯光一署長は「詐欺の手口を知っていても人は信じ込んでしまう。
男性の振り込みを止めることができたのは、平山さんの粘り強い説得のおかげだ」とたたえた。
警察庁の統計によると、2022年1~11月の特殊詐欺の被害額は全国で約316億円に上り、前年同期比で3割近く増加している。
70代「ビットコイン買う」 2時間の説得、銀行員が守った100万円
https://news.yahoo.co.jp/articles/563f19d875e132c95f2dbc3b952c9256fde2c152
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1675378432/
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Source: ニュー速