https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89952
■かつての「2ちゃんねる」を懐かしがる現象
「友人・知人の投稿に、いちいち“いいね”をつけるのがめんどくさい」
「たくさんのささくれたコメントが目に飛び込んできて、気が滅入る」
「身内で雑談しているだけなのに、突然、知らないアカウントから攻撃的なコメントを書き連ねられた」
最近、こういった「SNS疲れ」の声をよく聞く。
そんな中、懐かしがる声が上がっているのが、かつての「2ちゃんねる」だ。
■ネットで必要な知恵は「2ちゃんねる」で学んだ!?
昔、利用していた人たちの多くは「ちょうどインターネット黎明期に現れたこともあり、ネットコミュニケーションの基本を叩き込まれた場所だった」と懐かしげに語る。
「細分化された掲示板・スレッドごとに独特なローカルルールがあるから、最初は勝手がわからなくて書き込みするには慣れと勇気が必要(笑)。ルールを破ると『半年ロムれ(「半年は読むだけにしてルールを学び、書き込みするな」の意味)!』と叱られたなあ」(Aさん・50歳)
虚実入り混じり、殺伐としていて、新参者に優しくない「2ちゃんねる」だが、ネットデビューしたばかりだった私たち世代は、この「2ちゃんねる」で、インターネットやPC操作の知識、ネットで発信する際のお作法やタブーな振る舞い、そして「嘘を嘘と見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」(ひろゆき氏)という教訓を、身を持って学んだように思う。
■細分化した「お気に入り板」で楽しむ深~い会話
高校1年の息子に「5ちゃんって、見る?」と聞くと「わけわからん言葉だらけで、煽りがダラダラ続くし、文章が長いから、偶然見てもダルくてすぐ閉じる」とつれない返事が返ってきた。
今の若者にとって「2ちゃんねる」は、オワコンなのだろうが、興味が共通する人たちと掘り下げた会話を楽しむなら、SNSよりも「2ちゃんねる」の方が向いているように思う。
引用元: https://girlschannel.net/topics/3720152/
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Source: ニュー速