SNSで白熱する「トップバリュのそうめん」 vs 「揖保乃糸」論争 / 実際にどれくらい違うのか食べてみた
江川資具約1時間前
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そのまま食べてみると、ほのかな塩気。しかし歯ごたえはあまり無い。かといって軟らかいわけでもなく、全体的に均一な抵抗感がある感じ。
口の中で噛んで細かくされていく過程で、若干の粉っぽさと、明確な小麦フレーバーを検知した。それが雑味として感じられる可能性はありそうだ。
しかしこれは、一概に「不味い」と言えるタイプのものではないと思う。この特徴のおかげで、何もつけずそのまま食ってもそこまで退屈ではなくなる。でもちゅるちゅる感は特級よりちょっと低い。
味を試していたら、あっさり半分食ってしまった。揖保乃糸だと1束分に相当する。自信をもって言えるが、これは「不味くて食えない」というような評価が妥当とされるほど不味くは無い。なんというか、実に普通だ。
トップバリュのそうめんに対し、語彙豊かに貶さざるを得ないほど苦痛を感じる味覚、あるいは感性がガチであるなら、それはサイゼにも文句を言いそうだし、マックやモスも食えないんじゃなかろうか。
きっと世の大半の庶民向けな食べ物に耐えがたい苦痛を覚えてしまう、不幸な人に違いない。じゃあメチャクチャにけなされているケースは何なのか?
いやまあ、皆さんお分かりの上であえて言わないのだとは思うが、言ってしまおう。そりゃあ、大げさに言っといた方が、Twitterじゃバズるじゃん。そういうことやろ?
たぶん、ボロクソに言ってる人の多くも、本心じゃトップバリュはそこまで不味く感じてないはず。まあ、味覚の感じ方には精神的な影響もあるので、中には何かガチにトップバリュアレルギーな感じの人もいて、味の好みや味覚云々ではなく精神的な理由で実際以上に不味く感じている可能性はあるだろう。
あとは、これも触れると荒れそうではあるが、しかし実際にSNSで日常的に散見されるパターンとして、庶民向けの食べ物を貶すことで、自分をよりブルジョア的に見せたい人とか。
おっと、まだ 麺つゆ をつけて食べていなかった。とはいえ、もう大体わかっている。素のままで食って「普通」な感じだったので、麺つゆ をつけたってやはり普通だ。劇的な変化は無い。
さて、素のままでも 麺つゆ とセットでも美味さは「普通」なのだが、先に述べた通り個性がある。その個性ゆえに、ある程度食べ続ければ「トップバリュのヤツだ」と判別できるようになると思う。
もし揖保乃糸の特急と比較して、麺の食感の繊細さや、人によっては雑味だとされてもおかしくない隙のある風味などから、クオリティが劣るのは間違いない。でも、特級と並べて食ってすら、別に騒ぐほど不味いというわけではない。
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1656039400/
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Source: ニュー速