米カリフォルニア州当局は10日、米グーグル傘下ウェイモと米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下クルーズの2社に、サンフランシスコ市内で自動運転車による「完全無人タクシー」の24時間営業を認めた。普及に向けた大きな一歩だが、安全面では課題も残る。
「今日の認可は、サンフランシスコでの我々の商業運行の本当の始まりだ」。ウェイモのテケドラ・マワカナ共同最高経営責任者(CEO)は同日の声明でそう訴えた。同社は今後数週間で、有料の無人タクシーサービスを市内全域で始めるという。
7日夜、クルーズの無人タクシーを利用してみた。スマートフォンのアプリを開いて目的地を入力すると、7分ほどで運転手がいない自動運転車が道路脇に止まった。車内に乗り込みシートベルトを締め、前方画面の「運転開始」のボタンを押すと、ゆっくりと車は走り出した。
クルーズは昨年6月、同州当局から完全無人運転の商用運行の認可を得て、同市の一部地域で深夜から早朝までの間、タクシーサービスを始めた。今回の認可で24時間、市内全域で運行できるようになる。カイル・ボートCEOはSNSの投稿で「自動運転業界にとって大きな節目だ」と述べた。
全米の主要都市の中でも坂が多く、霧などの悪天候に見舞われるサンフランシスコは、全米屈指の自動運転の「実験場」となってきた。ウェイモとクルーズは同市内で現在、計500台以上の自動運転車を保有している。
今回の認可について自動運転に詳しいオレゴン大のニコ・ラルコ教授は「自動運転の拡大に扉を開きうる重要な決定で、全米の議論に影響を与える」との見方を示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a78175dab4bbeefd49c3e41acdd593d65154ebb
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1691809033/
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Source: ニュー速