自他共に認める仲良し夫婦だが、実は昨年12月に結婚したばかり。出会いはその4カ月前、三郎さんの“ナンパ”だった。
「彼女を見た時、運命の糸を感じた」
5年前、先妻に先立たれた三郎さんは1人暮らしの寂しさと大変さが身に染みていた。料理や洗濯もままならず、出来合いの弁当は飽きた。パック旅行に参加しても「周りはペアばかり。仲居さんが気の毒がってお酌をしてくれるのが、もう惨めで」。先妻の遺品の中に「また料理上手な女性と一緒になってね」という手紙を見つけ、涙があふれた。日岡駅で高齢者向け体操教室や交流サロンを開くなど地域で活躍を広げる一方、心は自然に新たなパートナーを求めていた。駅前をおしゃべりしながらウオーキングしている女性グループに声を掛けたのは、そんな時だった。
最初は全員と話していたが、輪の中にいた雪子さんが気になった。三郎さんは「独身だと聞き、がぜんモーションをかけていった」という。一方の雪子さんは、約25年前に離婚後、3人の息子たちを女手一つで育て上げ「もう結婚はこりごりのはずだったんだけど」。積極的な三郎さんに最初は戸惑いつつも、地域のために活動する姿に尊敬の念を抱き、次第に愛情に変わっていった。
▲昨年12月に再婚した中正三郎さんと雪子さん
出会えて良かった、一緒にいられてうれしい、楽しい時間をありがとう-。「この年になってまさかこんな出会いがあるなんて。人生、今がすごく幸せ」と顔を見合わせた。
引用元: https://girlschannel.net/topics/2392549/
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Source: ニュー速