【京急線】電車に”刃物男”…正体は包丁を落とした”すし職人” 車内パニックで緊急停止も警視庁は事件化せず
帰宅ラッシュの時間帯、都内の駅が騒然となりました。電車の中で刃物を持った男が現れ、緊急停止ボタンが押されました。しかし、その”刃物男”の正体は、すし店に勤める”すし職人”の男性。酒に酔っていて包丁を誤って車内に落としただけでした。
26日午後6時半ごろ、東京・大田区の穴守稲荷駅付近では、異常を知らせる警報音が鳴り響いていました。電車は踏切をふさいで止まり、複数の警察官の姿もみられました。
近くで働く男性
「(警察官が)あちらから大人数でばーって走ってきて」
近くに住む男性
「刃物持って、電車の中で暴れている人がいると」
現場付近の飲食店員
「刃物持ってるっていうから、みんなびくびくしながら」
騒然となったのは、東京の羽田空港近くにある京急線穴守稲荷駅です。26日午後6時半ごろ、「停車中の電車内で刃物を持った男がいる」などと110番通報がありました。
刃物を持った男性が乗っていたとみられる車両の写真には、逃げているのか、ホームに人があふれている様子が写っていました。
同じ車両に乗っていたという男性
「後方の車両から血相変えて人が流れ込んできて、ちょっと尋常じゃないなと。緊急停止して転倒した人もいたんですけど、『ドアを開けてくれ』、『包丁持っている人がいるから、危ないから前に逃げろ』みたいな」
しかし、この“刃物男”の正体は、すし店に勤める“すし職人”の男性でした。仕事で使う包丁を、誤って車内に落としただけだったというのです。
現場付近の飲食店員
「え! すし職人!?」
――すし職人が包丁落としただけだった
近くで働く男性
「あ、本当ですか?」
なぜこのようなことが起きたのか。
警視庁や京急電鉄によると、すし職人の男性は、酒に酔って座って寝ていたといいます。持っていた巾着袋に刃渡り約28センチの刺身包丁、約25センチの洋包丁、約15センチの出刃包丁の3本が、さやに入った状態で入っていたといいます。そして、起きて動いた際に巾着袋がひっくり返り、包丁が出てきたということです。
男性は、職場が変わるため包丁を持ち運んでいたということですが、車内はパニックに。乗客が非常用ドアコックをひいて電車は緊急停止しました。男性は、たまたま乗り合わせた私服警官に連れて行かれ、ケガ人はいませんでした。
近くで働く男性
「慎重にカバンの下の方にしまうとか、そういう対応は大人だったらできたのでは」
現場付近の飲食店員
「自分でもってても怖いですし、絶対、刃物は持ち歩かない」
今回、“刃物の持ち運びには正当な理由がある”ため、警視庁は事件化しないということです。
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1661577563/
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Source: ニュー速