ソニーは10月7日、新型ミラーレスカメラ「α9 III」を発表した。
フルサイズミラーレスで世界初となるグローバルシャッターを搭載し、電子シャッターながら歪みゼロを実現した。
市場想定価格は88万円(米国では税別5999ドル)で、2024年1月26日に発売するという。
α9 IIIは、2460万画素の積層型裏面照射センサー「Exmor RS」を採用。
画像処理エンジンは「BIONZ XR」で、最高約120コマ/秒(AF/AE追従)のブラックアウトフリー連写に対応。
高精度な被写体追従を実現するAIプロセッシングユニットも搭載しており、被写体を逃さずシャッターチャンスを狙うことができる。
ボディ内手ブレ補正は8.0段を実現した。
大半のイメージセンサーでは電子シャッターにローリングシャッター方式を採用している。
これは画素のラインごとに信号を読み出す方式で、高速な被写体を撮影すると「ローリングシャッター現象」と呼ばれる、像が歪む現象が起きてしまう。
これまでのα9シリーズでは、センサーの読み出し速度を高速化することで像の歪みが少ない電子シャッターを実現していたが、
ローリングシャッター現象を完全に防ぐことは構造上難しかった。
これに対し、グローバルシャッターは全ての画素を同時に読み出すことで、像の歪みが全くない撮影を実現する。
しかもラインごとに画素を読み出すローリングシャッターでは難しかった、全シャッタースピードでのフラッシュシンクロを実現。
α9 IIIでは「HVL-F60RM2」「HVL-F46RM」を使うことで、最大1/8万秒という超高速シャッターでもフラッシュとの同調撮影を可能にした。
グローバルシャッターは動画にも威力を発揮する。
一部のハイエンドシネマカメラではグローバルシャッターを搭載したものも存在するが、民生用カメラでも全く歪みのない動画が撮れるようになる。
もはやチート級 ソニー「α9 III」発表、世界初「グローバルシャッター」搭載 連写は秒120コマ
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2311/08/news078.html
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1699402111/
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Source: ニュー速