ドライブレコーダーの搭載率49.3%、年々増加中
自動車は非常に便利だが、同時に危険性の高い道具に違いない。
わずかな判断ミスや故障、トラブルで多くの人を巻き込む事故の引き金が引かれてしまう。
しかし多数の経験や技術の進歩により、少しずつ事故発生そのもの、
そして事故が生じた際の被害を減らす仕組みが生み出され、導入されている。
今回はソニー損害保険が2022年7月に発表した、
カーライフの実態に関する調査結果(※)の最新版となる2022年版を基に、
自家用車へのドライブレコーダーと自動ブレーキの搭載実情を確認していくことにする。
自動車には多様な技術や経験の上で安全運転を支援する機能や装置が開発され、
搭載することが可能となっている。
そのうち、自動ブレーキ(前方の車と衝突しそうになったらブレーキが作動する機能)と
ドライブレコーダー(車両の走行状態や事故状況を録画する装置)について、
主に運転している自家用車に搭載しているか否かを確認したのが次のグラフ。
搭載していない場合は、搭載するつもりがあるか否かも聞いている。
ドライブレコーダーの搭載率は49.3%、自動ブレーキは34.1%。
双方とも搭載派は半数に届いていないが、搭載を希望する人は4割前後おり、
今後もさらに搭載する人が増えるのは容易に想像できる。
他方、搭載したくないという人はドライブレコーダーで7.0%、自動ブレーキで13.6%。
自動ブレーキの方がいくぶんながらも不必要さを覚えている人が多い。
一方でドライブレコーダーで3.8%、自動ブレーキでは5.8%の人が、
それぞれの装置の存在を知らなかったと回答している。
自家用車を常用している人でそれだけの人が装置の認識すらしていなかったのは驚きではある。
今調査における搭載率の実情を経年変化で見たのが次のグラフ。
2012年時点ではドライブレコーダーの設問は無かったので空欄となっている。
※カーライフの実態に関する定点観測的調査
今調査の直近分は2022年6月17日から20日にかけて自家用車を所有し月1回以上運転する18~59歳の男女を対象に、
携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。
男女比、18~19歳・20代・30代・40代・50代の年齢階層別構成比は均等割り当て。
調査機関はネットエイジア。過去の調査もほぼ同じ条件で実施されている。
<画像>
主に運転している車に付けているか(装置種類別)(2022年)
主に運転している車への搭載率(装置種類別)
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1661733448/
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Source: ニュー速