「朝のラジオ体操は特に危ない…」と医師が警告する理由と「運動するのに最適な時間帯」
学校で、職場で、地域のイベントで―。実に60年以上も親しまれてきた「国民的体操」であるラジオ体操。しかし「簡単な運動」
と甘く見ていると、ふとした動作で思わぬ負担を身体にかけ、大ケガのもとにもなるリスクが潜んでいることをご存知でしょうか。
■ラジオ体操…実は「かなりハード」な体操
ちなみにラジオ体操のなかには、きちんと身体を使わなければ、あまり効果がない動作もある。
たとえば、体操第1の「身体を横に曲げる運動」は、しっかりと背骨まで曲げず、肘だけを曲げて身体を傾いているようにしているだけでは、
背骨を柔軟にする効果がない。また体操第1の「身体をねじる運動」も、腕をしっかりと振り上げることができなければ代謝を
促進することにはならない。筋肉量が落ちたり、痛みがある部分があったりすると、ついごまかしながらやってしまいがちな動作なのである。
そもそも現在のラジオ体操第1・第2の放送がはじまったのは’51年のこと。この年の平均寿命は、男性60.8歳、女性64.9歳だった。
つまり、そもそもラジオ体操の中身は、60歳以上の人が毎日行う前提では作られていないのだ。
ラジオ体操、「朝の時間帯」は特に危ない…
そして特に60歳以上の人の場合、運動する「時間帯」にも気を配ったほうがいい。
「朝は脳卒中や心筋梗塞の発症率が一番高い時間帯といわれています。人間は眠っている間に発汗や呼吸をすることで、
かなりの量の水分を失っています。つまり寝起きは血中の水分量が少なくなり、血液がドロドロになっている状態なのです。
少なくとも水を飲んでから30分以上は、汗をかくような運動はしないほうがいいのです。
また朝はまだ体温が上がりきっていないので、筋肉がこわばった状態になっています。そのようなタイミングで無理な動きをすると、
重大な疾患を引き起こすこともある、と考えたほうがいいのです」
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1687569006/
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Source: ニュー速